まじめに仕事をしている人ほど、「何をやっても続かない……」「成長しないなぁ」と
つい自分を責めがち。
本書はそんな方に向けて、認知心理学や行動科学の豊富なノウハウと事例をもとに
「科学的にラクして目標を達成できる方法」を教える本です。
興味を惹かれる見出しにつられて購入。買って正解でした。
私は基本的に学習意欲があるほう(だと思っている)ですが、
なかなかアウトプットが続かない日、手を動かすのに気乗りしない日はあります。
なんとなく一日が過ぎることに激しい嫌悪を感じるので、
なぜ気乗りしない瞬間が出てしまうのか、を言語化したかったのですが、
この本に書いてありました。
得た学びを簡単にメモ・・・
①明確な目標がないと頑張れないし成長しない。「課題の明確化」は超大切
②といってもいきなり大きな目標を達成するのはムリ。小さなことから始める
③目標の達成日を設定することは重要
④達成日を設定した時、やる気になれるのが成長に繋がると自分が感じている良い目標
⑤継続のためには「勉強する」努力より「勉強するための時間を作る」努力の方が大切
⑥時間を作るコツは「ついでに」行動すること
⑦行動を継続するために大切なのは「アウトプットを見える化」すること
⑧「成長欲求」の差が実力の差に直結する
⑨成長欲求のスイッチは「自己肯定感」にある
#日々出来たことを振り返る→自己肯定感上昇→「もっと頑張ろう」と成長欲求上昇
→より多くのことを学ぼうとする情報感度上昇
⑩苦手な人ほど自分と違う価値観を持ち、接すると学びになる
なかでも響いたのは⑤と⑨でしょうか。
⑤は、これまで闇雲に「がんばって勉強しよう!」と意気込んでいた
私の意識を大きく変える一文です。
勉強は一度始めれば1~2時間は続きます。タイヘンなのは「どうやって始めるか」です。
ついででも5分でも良いので、自分の中のスイッチを入れる時間を自分で作る。
この思考に気づけたことはラッキーでした。
⑨は、今まで私は自己肯定感の低さから「もっと勉強して周りに追いつかないと!」
ともがいていた感がありますが、その思考ではゲンナリするだけなので、
結果成長からは遠ざかる、という趣旨でした。
自分のできることに自信を持ち、自己肯定感を高められれば、
さらなる成長意欲とより高次の情報感度を得ることができる、という考え方は、
今まで触れることが出来なかった新しい発見でした。
この類の書籍では今まで読んだ中で一番気に入りました。
時間は自分から作っていきます。あと毎日ポジティブに情報収集します。
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