増税を巡る各所の思惑が透けて見える良書です 書評53『政治家も官僚も国民に伝えようとしない増税の真実』高橋洋一

書評

高橋先生書籍4冊目の読破です。
1冊目と出会った時から興味深く学んでいる「統合政府」の考え方を、
より深堀りすることができます。


政府や官僚がなぜ消費税増税に踏切りたがるのか、
年金給付の財源を税徴収で賄うことがいかに異質なのか。
そして増税の代替案としてどう動くのが適切なのか、
ここまで読み進めて来てかなり理解することができるようになりました。


同時に経済界やマスコミ、政治家や官僚が増税や国債の真実をひた隠しに
する理由も、よくわかるようになりました。組織の思惑を知れるのは知見が広がった気がしますね。


それにしても、2019年2月刊行の本書で著者が語るには
『年金に最も大切なのは経済成長』だそうです。


経済成長する→国民の所得が増える→安定した保険料収入が手に入る
→年金が払える
、というのが大まかなロジックですが、
2020年に経済界がこんな状況になるなんて著者も思いもよらなかったはずです。

献金問題なんかは相変わらずゲンナリしますが、
マスコミの「コロナやばい」報道の裏面で、「経済やばい」も
意識しておかなければいけません。

こんな状況下でも新規感染者は増えています。
政府の舵取りがとても難しい状況にあることが本書を読んで
なんとなくイメージできてしまいました。。

3.9

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