数字を我が物にする意識 書評52『食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字〈上〉』山田真哉

書評

書評50の続編。
数字の扱いが「うまくなる」ことで、データを駆使した
説得力のあるプレゼンを行えたり、決算書を効果的に紐解くことが
できるようになります。

本書は、時に敵にも味方にもなる数字を操る力を鍛える教養書です。
会計士の著者ですが、あまり会計色はありません。

昨今、「データに惑わされない力」を謳う
ビジネス本が急増しているように感じます。
一方で本書は、数字の変換・言い換えを駆使することによって
印象操作を行うことができる!と謳っています(笑)
言うなれば「逆視点のFACTFULNESS」です。

本編に特別な会計知識は記載されていません。
内容も考えてみれば「そうだよな」と思うものばかりです。
なのでこの本を読んで養うべきは「数字に対する意識」だと思います。

数字は使い手によって如何用にでも操作できることを認識する。
そうすれば、限られた情報から必要な数字を抜き出して、
説得力を持った説明を行うことができるようになります。

文中に記載されているように「1時間で読み切れる本」です。
何事も定量化して表現するべし、という意識醸成にはピッタリの
一冊では無いでしょうか。

3.4

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