決算読解期②

今日も財務諸表読み取りの練習。
今回はIT商社大手の大塚商会を見ていきたい。
主力事業はコンピュータ・ネットワーク関連の「システムインテグレーション事業」、コンピュータ機器の保守、アウトソーシングを中核とする「サービス&サポート事業(たよれーる」、オフィス機器のカタログ通販サービス「サービス&サポート事業(たのめーる)」の3つ。
中小企業向けの国内営業中心でありながら怒涛の勢いで2019年度12月期の決算では
10期連続の増収増益を達成。

貸借対照表

自己資本比率は純資産(261,622)/総資本(461,812)x100=56.6%。
商社だけに大量の商品在庫及び倉庫を抱えながらも、50%超えは流石である。
流動比率は流動資産(382,485)/流動負債(186,115)x100=205.5%。
当座比率は当座資産(325,001)/流動負債(186,115)x100=174.6%。
当座資産(現金預金、有価証券、受取手形、売掛金の合計)
直近で債務返済が滞ることは無さそうだ。

損益計算書

経常利益率は経常利益(63,706)/売上高(886,536)=7.1%。
昨年度(2018年度12月)の6.4%より0.7ポイント上昇している。
PC需要増で粗利が下がったが、SI事業の高利益率でカバーしている。

キャッシュフロー計算書

2019年12月度のフリーキャッシュフローは
〈営業活動によるキャッシュフロー(48,762) – 投資活動によるキャッシュフロー(7,934)〉=40,828(百万円)。

超優秀な結果を残し続けながらも、20年度はWin10特需終了、コロナショック、米中貿易摩擦と不透明な市況見通し。
11期連続の増収増益及び営業利益・経常利益との7%の安定化に向けて、
どのような取り組みを成していくか注目である。

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