決算書読解期

ここ1年の間、簿記2級に挑戦している。
前回(2020年2月、第154回)は68点で不合格だった。あと2点。。。

連結会計や税効果会計といった難題が連発する中、過去問演習だけでは伸びしろに
限界がある気がする。
というか、実際の決算書に目を通した経験がほとんどない。

こんな受験生みたいな詰め込み勉強法では合格したところで実務に生かせない。
ということで素人なりに決算書を読む練習をしてみようと思う。

参考企業:ニトリホールディングス
https://www.nitorihd.co.jp/ir/items/HP_2020_4Q_tanshin.pdf
言わずと知れた家具・インテリア業界最大手。
安価かつ高品質なホームファッション製品に力を入れる他、2018年度よりグローバル商品本部を設置し、海外展開も活発。
直近ではテレワークニーズに応えるインテリア製品が好調。
またグループ会社『ホームロジスティクス』がブロックチェーン活用デジタル物流システムを今秋稼働予定。紙伝票撤廃、運送会社との情報共有の強化、積載率の向上等を図る。

貸借対照表

自己資本比率は、純資産(560,841)/総資本(683,247)x100=82.0%。
長期的な事業の安全性・健全性を確認する指標。
一般に40%以上で優秀と言われるのでかなり高い。
固定比率は、固定資産(419,657)/自己資本(683,247)x100=61.4%。
固定比率が低ければ、借入の必要が無く固定資産を自己資本によってまかなえることを示している。
100%以下であれば資金調達が安定していると言えるため、ニトリもかなり安定した財務基盤を持っていることが伺える。
流動比率は、流動資産(263,589)/流動負債(97,063)x100=271.5%。
一年以内に換金可能な資産が、支払うべき負債に対してどれくらいあるかを計算している。
一般的な目標値は200%。120%を下回ると資金繰りに苦戦する可能性が高いと言われており、ニトリは短期的な事業の安定性も持っていると言える。
当座比率は、現金及び預金(159,150)\流動負債(97,063)x100=163.9%。
こちらは流動比率よりさらに厳しく短期的な事業の安定性を見る指標で、100%が合格ライン、150%以上あれば安全。

損益計算書

大切なのは経常利益率。5~10%であれば優良企業と言える。
ニトリの経常利益率は経常利益(109,522)/売上高(642,273)x100=17.0%。
業界水準が5%にも満たない家具・インテリア業界においては異質とも言える好成績。

キャッシュフロー計算書

会社にどの程度お金があり、前期からどの程度お金が動いたのかがわかる。
キャッシュフロー計算書を見て最初に確認すべき項目は2つ。
①営業活動によるキャッシュフロー②フリーキャッシュフローである。
①は企業の本業での成績を表す部分であるため、ここがマイナスならば本業がうまくいっていないのでいずれ赤字化する。
②は〈営業活動によるキャッシュフロー – 投資活動によるキャッシュフロー〉で求められる。
フリーキャッシュフローがマイナスの場合は、投資でお金が出て行ってしまい、金融機関からの借り入れに頼らなければいけない。数年に一度多額の設備投資を行う企業もあるので、長期で確認する必要がある。
5期連続で見たときにフリーキャッシュフローがプラスであれば、健全な経営状態であると言える。
ニトリの2020年2月期のフリーキャッシュフローは
営業活動によるキャッシュフロー(96,316) + 投資活動によるキャッシュフロー(△41,464)=54,852(百万円)。安定した財務基盤があると言える。

そんなこんなでニトリが超優良企業であることが決算書から読み取れた。
実際に決算書を読み解きながら会計力を高めていきたい。

あと、早く簿記2級取りたい。6月の試験あるかな。。。


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