書評31『時間術大全』ジェイク・ナップ/ジョン・ゼラツキー

書評

○本書は大学時代の友人Y君に紹介してもらいました。
 向上心の塊みたいなヤツでとても刺激をもらっています。
 オススメの本紹介してくれと言ったら高速レスポンスくれたので嬉しかったです笑

「可処分時間」を増やすというのは人生における永遠のテーマです。
1日24時間のうち、どれだけ自分の時間をコントロールできるか、
そのノウハウが87の時間術で紹介されています。

本書の特徴は、「生産性を上げる」という視点に注目していない点です。
メールのレスポンスを早めても、次の依頼が舞い込んできます。
To doリストを片付けても、本当にやりたいことは全く進展が無いかもしれません。

自分が本当にやりたいことに集中して、人生を豊かにする。
そのためには、知らずのうちに設定してしまっている
「デフォルト値」を見直すことが大切です。

メールは「即返信するもの」だと思い込んでいる。
会議は「予定通り1時間行うもの」だと思いこんでいる。
スマホは「音楽も動画もネットも楽しめるもの」だと思いこんでいる。

人が無意識に設定してしまっているデフォルト値は、
意志の強さとは関係なく時間を奪っていきます。



本書にはデフォルト値を見直すための具体的な方法が
網羅されているのですが、
時間術のノウハウ本を読み漁っている方には目新しい情報は
少ないかなあという印象
でした。

Amazon のカスタマーレビューも賛否両論あるみたいです。


ただ、私がこの本をオススメしたい点。
それは類似本を読むことでは気付けなかった
「食」に関する記載がとても腑に落ちる内容だったことです。


これまでかなりの数のビジネス書を読んで、
運動の大切さを知り、筋トレを始めました。
睡眠の大切さを知り、寝具の環境を整えました。
情報の大切さを知り、自分なりの情報網構築を模索しました。


ところが、何故か私は「食」に対して全く無頓着でした。
大学時代から外食ばかりだし、間食は多いし、
栄養バランスの偏りもほとんど考えたことがありません。

本書には、「料理はリフレッシュに役立つ」「過度な糖分摂取は生産性向上を妨げる」といった、
聞けば当たり前と思える情報の解説が載っています。


しかしながら、私はこれまで「食」の分野で生活を豊かにすることを
全く考えていませんでした。

糖分の取り過ぎが身体に悪いことをわかっていながら、次々とお菓子を買い漁っていました。
日々のご飯も「定食にサラダつけとけばいいか…」くらいの軽い気持ちで外食に向かっていました。


ホントに恥ずかしいです。穴があったら入りたいです。


こういう、「自分のなりたい像」や「目的」が鮮明で
そのための努力はしてるんだけれども、
その努力がMECEでない(抜け漏れがある)ために
なかなか結果が出ない
、というケースって結構多いと思います。

このような抜け漏れを防止するためにライフハック本には
様々なテクニックが書いてあります。
ただそれが当人に響くかはその人次第です。文面との相性もあります。

本書の「食」への言及はかなり私に響きました。
と同時に深く反省しました。
さっそくお菓子買うのをやめて素焼きナッツとバナナを買ってきました。
自炊も頑張ろうと思います。



今日はなんとなく自分のだらしない点があぶり出された
反省ブログになってしまいました。
でも取り返しがつかなくなる前に読めてよかったです。
本書に出てくる87の項目全てが共感できる訳では無いし、
響くカテゴリは人それぞれだと思います。
自分で時間術の取捨選択をするつもりで読むと、
(私のように)課題が浮き彫りになって効果的かと思います。


自戒の念を込めて。

3.7

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