書評24『モバイルボヘミアン』本田直之・四角大輔

書評

3.7

‹読んでほしい人›
・会社勤めで成長したい人
・自己発信で副収入を得たい人
・旅行が大好きな人

私はインドアかつサラリーマンなので共感できるかな?と
思いつつ手に取りましたが、目からウロコの内容でした。


決して起業や海外移住を考えている人向けの内容ではなく、
「集団から一歩抜け出す思考法」を学ぶことができます。


本社は海外を拠点に働くノマドワーカー2名の合作ですが、
お二方とも企業就職から社会人人生をスタートさせています。


そこで培った持論として、「30歳まで企業で社会人としての
基礎となる”ベーシックスキル”を身に着け、その後にリスクを取って
自分だけの強みとなる”専門スキル”を身につける」
ことが成功への道筋だと
説いています。


生粋の起業家が書くビジネス書には、「企業勤めは無駄。自分の
やりたいことだけやろう」と書かれてあることが多いので
若いうちは営業職なので苦労を、という著者の持論は新鮮に感じました。


そして基礎体力をつけた上で、他人から「この人は何者か」を
認識してもらえる専門性を高めるためには、
「マイナージャンルをSNSで発信すること」が近道だと説きます。


誰しも生きていれば、熱中できる趣味が1つはあるはずです。
そして現代には、その趣味の素晴らしさを多数の人に発信できる
SNSツールが沢山あります。



この手段を利用しない訳にはいきません。
自分の熱意に受け手がリプライを返してくれ、その波が渦になり、
発信したコンテンツがどんどん広まっていきます。
そしてその渦は自分を表す「専門性」となり、やがてビジネスへ
発展していきます。


#あと、発信するのは楽しいです。
 このブログで言えば、読書した内容をアウトプットして、
 それが自分の血肉になり、表現方法を模索していく過程が
 自分はとても好きだなぁと感じます。


旅の良さに関する記述、については
自分は実感できるほどの経験値が無いので割愛しますが(笑)、
まず下積みとしての「ベーシックスキル」を磨き、
どこでも働ける「テクノロジー」のノウハウと、
自分だけが見出だせる「クリエイティブ」なノウハウの
三本柱を磨いていく
ことで、ニューノーマルな時代を
生き抜く人材になれます。


起業人の本は共感しにくいと思っていたのですが、
企業に依存しない働き方が求められる今、とても興味を惹かれる
一冊でした。
自分と違う視点を持つ人の意見を取り入れられて面白いです。

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