書評18『寝ながら学べる構造主義』内田樹

書評

1960年代にヨーロッパで発展した構造主義の入門書です。

私は倫理学を専攻していないので、正直”構造主義”という
言葉も知らなかったのですが、本書を読んで興味がわきました。
専門書っぽい気取り方がなく素人にはありがたいです。

構造主義とは、次のような物事の解釈です。

私たちは自分では判断や行動の「自律的な主体」であると信じているけれども、実は、その自由や自律性はかなり限定的なものである

寝ながら学べる構造主義』より

かなり抽象的ですが、人間が自分で主体的に生み出したと思っている
思考は、実はその人が生きるバックグラウンドから生み出されていますといったことを説いています。
自らが発する言葉、育ってきた環境、食べてきた物等でいつのまにか
私たちの考え方は固まっていってしまっています。


本書では、構造主義の礎を作ったソシュール、
構造主義の『四銃士』、
フーコー・バルト・レヴィ=ストロース・ラガンの主張が
わかりやすく解説されています。


文体はわかりやすいのですが前提知識が無いと結構難しいです。笑
類似書をいくつか読んで勉強してみよう、
あるいは社会人経験を積むと理解できるようになる、と
某レビューで見たので、時間を置いて再読してみようかな・・?


詳しいレビューが書けるレベルにありませんが
構造主義に興味が持てる1冊なのは間違いないです。

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