お金持ちへの最短ルートは社会の構造を知ること 書評38『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』橘玲

書評

なかなかどうしてお金が貯まらないので(笑)、本書を手にとってみました。
2002年発売の橘玲さんのベストセラー改訂版。
日本社会の構造的な歪みを捉え、手元に残るお金を最大化するのが本書のメインテーマです。



高齢世代に手厚い社会保障が備えられている日本では、
現役世代のサラリーマンに
大きな税負担、保険料負担がかかる構造になっています。


なので、会社勤めの日本人は一生懸命働いても、無意識のうちに
手取りが減っている、ということがザラにあります。


一生懸命働いて得た報酬が知らずのうちに減っている、というのも悲しいものです。
お金に関する知識と意識は、早いうちに身に着けたいものです。



著者は、お金持ちになるための方程式を以下のように考えています。

収入支出)+(資産×運用利回り)


お金持ちになるには、
①収入を増やす②支出を減らす③所有資産の運用利回りを大きくする
の3つしかありません。

3つともすぐに結果を出すのは難しいですが、
たった一行のシンプルな数式に全てのエッセンスが詰め込まれています。
なにも考えずガムシャラに働くのと、この数式を意識して生きるのでは
結果が大きく変わってきます。


本書を読んで、気になったワードを調べて、行動して、とすると
ずいぶんお金に関するリテラシーが高まります。意識が変わります。


歪な社会構造から炙り出される日本社会の闇も垣間見えて、読み応え十分でした。

3.6

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